2012年3月18日日曜日

脂肪肝と診断されました。

脂肪肝と診断されました。

1年前の健康診断を受け、脂肪肝が指摘されました。

ここ1年で体重は8キロ増えました。

身長は172cm、体重は63㎏ですがお酒はほとんど飲みませんし、食事の方も3食しっかりと食べています。

対処法があればと思います。







脂肪肝の食事療法の目的は、肝機能の回復にあります。脂肪肝は、肝臓に脂質(中性脂肪)が蓄積してその機能が損なわれる疾病です。脂肪肝はそのほとんどが無症状なため、健康診断や人間ドックなどで指摘を受けはじめて気づくケースが大半のようです。しかし脂肪肝を放置したまま病状が進行した場合は、肝炎や肝硬変などの慢性肝疾患に進行します。また動脈硬化・高脂血症・糖尿病・高血圧など、一層深刻な別の病気につながるリスクも大きく高まることになります。脂肪肝の治療の基本は、「食事療法」と「運動療法」が二本柱になります。実現のための具体的方法は、三つのポイントで考えるとよいでしょう。

1)アルコール性脂肪肝の場合、原因となるアルコールを絶つこと。

2)肝臓にすでにたまった脂肪を、とにかく使い切ってしまうこと。

3)ビタミンの消費量が激しくなるので、欠乏しないように十分補給すること。

1日60g以上(1日換算で3合以上)のアルコールを摂取し続けた場合、およそ5年でアルコール性肝障害に陥るといわれております。いずれにせよ肝臓に過剰な負担をかけることは、間違いありません。したがって、アルコール性・非アルコール性の脂肪肝を問わずアルコールは原則として禁物であることを、よくたたき込んでおきましょう。最終的に脂肪肝を治すためにも、まずは禁酒を視野に入れた「断酒」からスタートするようにしましょう。例えば「一日飲んだら、次の三日間はアルコールを入れない」というように自分なりにルールを決め、アルコールから遠ざかる期間を少しづつ増やすようにします。

脂肪肝に不適切なアルコール以外の食品群としては、バターや菓子類、肉の脂身などがあげられます。バターなどのいわゆる「動物性脂肪」は体脂肪になりやすく、また菓子類に含まれる砂糖は中性脂肪の合成を促しやすい為、摂取を避けるようにします。ちなみにコーン油・サフラワー油・ごま油などの「油類」は、アルコール性肝障害によくないとされる「リノール酸」を多く含むため、調理において量を多く使わないようにします。脂肪肝によいとされるセサミンやアルギニンなどを含んだ「ごま」そのものは積極的に摂取したいところですが、かといってごま油のとりすぎもなるべく控えたいところです。

一方、是非ともきちんと摂取したいのは肉・魚・豆類などに含まれている「良質のたんぱく質」です。たんぱく質は肝細胞の生成・再生に必要ですし、また肝臓内の代謝に必要な酵素などもたんぱく質からできているため肝臓系の病気においては高たんぱくの食事をとることが基本とされています。さらに、多く摂取したたんぱく質を十分に活かす為、ビタミン、ミネラルの摂取も重要になります。なかでもビタミンB1とB12の働きが大きいとされますが、個々の成分に着目して摂取するよりビタミンB群を多く含む食品、たとえば豚肉・鶏肉・魚介類・レバーなどからまとめて摂取するほうが現実的でしょう。これらの食品は同時に良質のたんぱく質も多く含まれているため、一石二鳥と言えます。ちなみにビタミンは水に溶けやすく、また熱によっても失われやすい性質があるため、摂取量が欠乏しないよう、必要に応じてサプリメントも併用したいものです。脂肪肝対策として摂取を心がけたい他の食材は、キノコ類、そしてシジミに代表される貝類です。とりわけ、良質のたんぱく質とミネラル類をバランスよく含んでいるシジミは、味噌汁やシジミ汁のかたちでとるとよいでしょう。シジミは、上で述べたビタミンB12を多く含む食品としても知られています。また、意外に思われるかもしれませんが、食物繊維を多く含む食べ物をとることも脂肪肝対策としては大切です。食物繊維は肝臓のエネルギー摂取が過剰になることを防ぎ、また糖質や脂質の吸収を遅らせる働きもあるからです。

最後に、脂肪肝の改善によいとされる主な栄養成分を、いくつかあげておきます。いずれも食事から摂取できるものは食事を中心に、摂取できない場合はサプリで補うようにすることが基本となります(カッコ内は成分が多く含まれる食品群)。

・グルタチオン (牛レバー・ブロッコリー・ほうれん草)・メチオニン (牛乳・レバー)・タウリン (貝類・いか・たこ)・アルギニン (納豆・ごま・くるみ・肉類)・サポニン (大豆・豆腐類)・セサミン (ごま)

グルタチオン・メチオニン・タウリン・アルギニンは、いずれもアミノ酸に属するものです。またセサミンは、アルコール分解を促進する働きで知られており、サプリメントとしてもなじみが深いです。なお過食は、肝臓を含む体内に脂肪の蓄積をもたらすので、自分の一日の適正カロリー量を把握しておきたいところです。








やはり野菜を多く取り 運動をするのがいいと思います。

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