栄養表示基準とは? 無糖のコーヒーの表示に、栄養表示基準による。
と記載がありました。少しは入っているってことですか?
ダイエットしてる人が飲んでいたので、かわいそうになりました。
栄養表示基準とは、法律(健康増進法)に基づいて、市販の食品に栄養成分や熱量を表示する場合の方法や基準を定めた厚生労働省告示です。
(1) 規制の対象となる表示栄養成分・熱量の範囲
(2) 表示すべき事項及び方法
「熱量」、「たんぱく質」、「脂質」、「炭水化物」、「ナトリウム」及び表示された栄養成分の含有量を、この順番で記載すること。
(3) 強調表示の基準
食物繊維・カルシウム等について「高」「含有」等を表示する場合や、熱量・脂質等について「無」「低」等を表示する場合に満たしていなければならない基準
■高い旨([高、多、豊富]など)の強調表示基準
指定された基準値以上であること。(基準値は省略)
たんぱく質、食物繊維、亜鉛、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、葉酸
■含む旨又は強化された旨([源、供給、含有、入り、使用、添加]など)の強調表示基準
指定された基準値以上であること。(基準値は省略)
たんぱく質、食物繊維、亜鉛、カルシウム、鉄、銅、マグネシウム、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、葉酸
■含まない旨([無、ゼロ、ノン、レス]など)の強調表示基準
指定された基準値に満たないこと。この基準値より値が小さければ「0」と表示可能。
・熱量 …………… 5kcal/100g 、5kcal/100mL
・脂質 …………… 0.5g/100g 、0.5g/100mL
・飽和脂肪酸 …… 0.1g/100g 、0.1g/100mL
・コレステロール …… 5mg/100g 、5mg/100mL
・糖類 …………… 0.5g/100g 、0.5g/100mL
・ナトリウム ……… 5mg/100g 、5mg/100mL
■低い旨([低、ひかえめ、少、ライト、ダイエット、オフ]など)の表示、低減された旨の強調表示基準
指定された基準値以下であること。
熱量 ……………… 40kcal/100g 、 20kcal/100mL
脂質 ……………… 3g/100g 、 1.5g/100mL
飽和脂肪酸 ……… 20mg/100g 、 10mg/100mL
糖類 ……………… 5g/100g 、 2.5g/100mL
ナトリウム ………… 120mg/100g 、 120mg/100mL
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>少しは入っているってことですか?
コーヒーに「無糖」「糖類ゼロ」などと表示されていれば、100mLあたり0.5g未満であることを意味します。
限りなく0gに近いか、限りなく0.5gに近いかは、製品によります。
その程度の幅は誤差の範囲・影響のない範囲であり、気にしても意味がないということです。
少しは入っているけどごく微量だからダイエットに差し支えるような量じゃないし、おそらくその糖分は後から添加したものではなく、コーヒー豆から抽出された成分だから、普通のブラックコーヒーには必ず含まれるものですよ。
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